一弥矢野 コーティング後のメンテナンスが重要です
愛車の美観の維持、ボディを守るカーコーティング、ガラスコーティング。今回はメンテナンスの重要性のお話です。最近では少なくなってきましたが、圧倒的に多いのが「どれくらい耐久あるの？」というお問合せ。勿論、コーティングの種類により「どれくらい」という耐久期間はございます。当店は「日頃のお手入れ、定期的なメンテナンスで最大限の持続と効果が発揮できます」とお答えいたします。
撥水性の低下や汚れのつきやすさに対する誤解
よく勘違いされているのが撥水が低下してきた、汚れがつきやすくなった＝コーティングの被膜が剥がれた、無くなったということこれは間違いでありコーティングを施工していても汚れはしますし、条件下によってはシミもつきます。頻繁に洗車をされる方ですと水道水に含まれるカルキやカルシウム、マグネシウムといった俗に言う「スケール」と呼ばれるものが含まれているため綺麗にしているつもりが逆にコーティングへ影響を与えているなんてこともあります。
スケールとは？
主にシリカスケール・カルシウムスケール・マグネシウムスケールといった物質です。炊事場やお風呂場のシンクを思い出してください、白い輪ジミがあるのはご存知かと思います。正にあれがスケールと呼ばれる物質で固着し固まったものですイオンデポジットと呼ばれるものです。
水道水による洗車を繰り返すことできちんと拭き取ったつもりでもスケールが膜を張って撥水を低下、阻害するのです。これが撥水を低下させる原因の１つでもあります。
ディテーリングをする上で「水」にこだわる。当店は純水を使用しています。
当店では全ての作業に使用する水は全て純水です。不純物を取り除きpH値０にする純水機です、勿論フィルターを通しスケールを除去するため仮に水をかけっぱなしで乾燥させても白い輪ジミはできません。ディテーリングをする上でこだわる1つです。
愛車にシミが出来る。実は洗車がシミを作っています。
愛車を洗車することが悪いことではありません。しかしながらコーティングを施工した後のご相談で多いのが「シミができちゃった」「輪ジミができた」というご相談。お聞きすると「水を拭き取らなかった」「炎天下の下での洗車」と愛車を綺麗にしているつもりがご自身でシミを作ってしまっています。
どんなに性能の良いコーティング、高価なコーティングをされてもこれをやってしまうとシミは100%付いてしまいます。コーティングを疑う前にしっかりとした知識でお手入れされているかも重要なのです。コーティングに限らず例えば高級エステに行きお肌を綺麗にしてもらっても日頃のお手入れが悪ければお肌の状態が悪くなるのと一緒です。
当店では日頃のお手入れのアドバイスから洗車のレクチャーとしっかり行います。それは施工者の責任と、お客様の愛車の美観を維持させるためです。上写真の水掛っぱなしの水シミも当店のコーティングシステムであれば研磨をするのではなくケミカルにて簡単にリセット可能です。
定期的なメンテナンスを行えば、美観は維持できます。
ガラスコーティング施工後、日頃の洗車や1年目、2年目としっかりとメンテナンスをされている車両です。綺麗な写真を抜粋したわけではありません。日頃積み重なったスケールの膜や鉄粉、ピッチ、タールといったものをメンテナンスで除去してあげることでコーティングの持続性は保てます。髪が伸びたら美容室や床屋さんに行くのと一緒で施工した以上ぜひ当店を最大に活用してください。当店では半年〜1年（最低1年に1回）でメンテナンスのご案内をお送りさせていただいております。
なぜ半年間という期間を設けてるかというと日頃の使用状況、保管状況等お客様によって様々です、故にコーティングの状態も様々、日頃愛車に乗られているオーナー様が1番お車の事をわかるかと思います当店の場合、愛車の状態を判断していただき「まだ綺麗かな」「全然問題ない」というお客様は必ずしも半年で絶対メンテナンスをということではありません、そういったことから最低でも1年に1回という曖昧な表現を使わせていただいております。
カーコーティングはお客様の日頃のお手入れにより価値が上下します！そこに当店は全力でサポートという形でフォローさせていただいているだけです。お客様と共に作り上げる愛車のコーティング。笑顔のカーライフを。